エアコンクリーナー「くうきれい」で、自分でエアコン掃除!準備物や注意点など
前回の記事では、エアコン掃除に迫られることになった経緯や概要についてご紹介しました。
今回はいよいよお掃除実践編!ということで、実際のエアコン掃除の様子や注意点などをご紹介していきます!
<目次>※リンクから各項目に移動できます
まずはイメージトレーニング
まずは本当に自分でも掃除できるのか!?を検討するために、Youtubeでイメトレ。
こちらの動画、使用した道具は違うのですが「なるほどこういう手順でやると効率が良いな」ととっても勉強になりましたのでご紹介します。
自宅で業者並みのエアコン洗浄ができるカビッシュトレールを使ってみた!【汚れ注意】
カビッシュトレールも、最後まで購入を検討していました。
実際に準備したもの
では、なんとなくお掃除のイメージが湧いたところで、実際に私が準備したものをご紹介します。
エアコンクリーナー「くうきれい」
前述の「カビッシュトレール」と迷った結果、購入したのがこちらの「くうきれい」
口コミ評価も高くて、フィルターの向こうを掃除するエアコン内部クリーナーと、送風口の奥にあるファンを掃除するエアコンファンクリーナーがセットになっていることが決め手でした。
エアコンにくっつける専用のビニールカバーも付属しています!
ゴム手袋、マスク、メガネ(ゴーグル)
自分の身をまもるために必須です!
私はアレルギー体質なのでゴム手袋もマスクも使い捨てタイプを買い置きで常備してあるので、それを使いました。
メガネは…申し訳程度にブルーライトカットのPC用メガネを使いました。
ただぶっちゃけると、結果的に手は濡れまくったので「あとでシャワーすればええか」とどうでもよくなってきたのですが、目や口の粘膜系は守るべし!
養生テープ、ゴミ袋、新聞紙、ダスター
壁や床をまもるために。これらも自宅に置いてあるものを使いました。
養生テープがなければ最悪ガムテープやセロテープでも良いかもしれないけど…うまくくっつかなかったり逆に壁紙が剥がれたりしてもややこしいのでできれば養生テープをおすすめします。
ゴミ袋(45L)は、最終的にゴミを入れる用の袋とは別に、切り開いて壁に貼ったり床に敷いたりするのに合計4~5枚程度使いました。新聞紙も同様です。
ここはケチらずに枚数使って、しっかり広げておいたほうが良いです!
ダスターは、愛用中のコストコの使い捨てダスター。
使い捨てなのでためらいなく汚せるし、何度か洗って使えるし、だからといってケチらず使えるほどたっぷりあるので使い勝手が良いのでおすすめ。
もちろん、キッチンペーパー等でも良いと思います。
その他
割り箸
送風口から突っ込んで、エアコンファンを回してなじませるのに使います。
また、コストコのダスターを先端に巻きつけて、送風口の奥をお掃除するのにも役立ちました。
踏み台
身長高くない女子ひとり暮らしの必須アイテム。
保冷剤
暑くてエアコン使いたいのにエアコン使えないし、さすがに扇風機つけて掃除するわけにもいかないので…暑さ対策に保冷剤を手ぬぐいで包んで首に巻いてました。
それでも汗は止まらないけど、あると全然違うのでおすすめ!
お掃除開始
では、いよいよお掃除開始!
「くうきれい」はこんな感じで届きます。それぞれムースとリンスのセットです。
エアコンファン洗浄剤
エアコン内部洗浄剤
壁や床を保護
まずは付属のビニールカバーを取り付けます。
さらに後ろの壁や床にも、必ずビニールなどで保護します!
ベッドや床にビニールを敷いて、ダスターも載せたりしていますが…
結論から言うと、壁や床はもっとキッチリまもっておくべきでした(反省)
コンセントも丸出しやし…
排出口も確認
エアコン内部洗浄剤は、室外の排出口から流れ出ますので、排出口を必ず確認しておきましょう!
説明書では、ビニール袋を取り付けることが推奨されています。
私の場合は、この排出口がかなり微妙な位置にあり苦労しましたw
バケツにビニール袋をかぶせています。
フィルターを外して、フィンを軽く掃除
まず、フィルターは最初に外してしまいます。
その下にあるフィンが汚れていれば、軽く掃除機で吸っておくと良いです。
濡れたらよろしくなさそうな部分は、養生テープを貼って保護しました。
コンセント部分も、念の為保護(途中で「あっ」と思って保護したので、既に泡がw)
「くうきれい」発動
まずはエアコンファン洗浄剤(背が高いほうの缶)を使って、送風口の奥にあるファンをお掃除。
まずはスプレー缶にノズルを取り付けるのですが…
このノズル取り付けは、できれば噴射口をビニール袋などに向けながら行って下さい!
でないと…
力加減がわからず洗浄剤が飛び出て、大変なことになります(真顔)
エアコンファン洗浄(送風口)
では、気を取り直して、「エアコン洗浄剤 ムース」の缶を振って、送風口奥にあるファンをめがけてスプレーしていきます。
ときどき割り箸で中をつつきながら、全体になじませます。
(このあたりから手がベタベタになって写真が減りますw)
羽根の部分が邪魔で、外したかったのですが外れそうになかったのでこのまま進めています。
かなり泡が出ますが、1缶使い切りましょう!
この写真はまだ途中ですが、既に左側では汚れが浮いてきています。
エアコン内部洗浄
先程の動画にならって、泡をなじませているあいだにエアコン内部洗浄もすすめていきます!
背が低い方の缶「エアコン内部クリーナー ムース」を全部使い切ります!
そうこうしているうちに…送風口の部分が不穏な色になってきました。
約40分後
嬉しいような、悲しいような。順調に汚れが落ちている感がすごいです。
リンス作業
ではここからリンス作業に入ります。
本来であれば、それぞれのリンススプレーを泡にかけていくのですが、事前に見た口コミでは、皆さん口を揃えて「リンスが足りない」と仰っているようです。
(※競合製品の「カビッシュトレール」でも同様に「リンス足りない」と書かれていましたw)
なので、まずはダスターで表面の泡を軽く取り払ってからリンススプレーを使いました。
エアコンファン洗浄(リンス)
まずはエアコンファン部分を洗い流します。
このとき大量に排水が滴り落ちるのですが、実は角度の問題で、ビニールカバーの隙間からドバっと水が溢れるという惨事が…
大事なところはビニールで保護していたので、なんとか壁や床は軽く拭き取る程度の濡れ具合で済んだのが不幸中の幸い。
繰り返しますが、壁や床は必ず保護しておきましょう!!
で、気になっていたリンス足りない問題。
やっぱ足りないwww
いや、足りないことはないんですが「いやもうちょっと流しときたいんですけどwっw」というタイミングでなくなりました。
仕方ないので、急遽自宅にあった電解水スプレーを吹きかけて流した上で、最終的にダスターを巻き付けた割り箸(松居棒的な)できれいに拭き取りました。
そーいやAmazonで見たな…どおりでお掃除棒とスプレーノズルが「よく一緒に売れている」わけだわwww
エアコン内部洗浄(リンス)
そして引き続き、エアコン内部洗浄剤を使ってフィルターの向こう部分にスプレーしていきます。
ここで洗い流した洗浄剤が、先程確認した室外の排水口から流れていきます。
相当疲れ切っていたので写真は撮っていませんでしたwww
送風
そして大体きれいになったところで、ビニールカバーを送風口に被せて手で抑えながら(飛び散り防止)数十秒程度送風運転。
今思えば、これである程度汚れた水を飛ばしてから松居棒やったほうが良かったような気がせんでもない。反省。
※松居棒とは、松居一代さんが開発して広めたお掃除棒ですw
こういうやつw
ちなみに、うちのNational製エアコンでは「送風」メニューが見つからず。
ネットで取説検索して調べてみると「カビ取り」モードがそれにあたるっぽい。
もし同じように見つからない場合は、確認してみると良いかもしれません。
約1時間放置後、運転開始
いやー、ようやくここまできたー!
約1時間放置したあと、ようやく!冷房が!使える!!
やったーーーー!!!
ただ、あまりに汚れていたのと、洗い流し漏れがなんとなく心配だったので、なんか飛び散っても最悪大丈夫なように最初はこんな感じで不織布をくっつけてました。
なんか服買ったときのやつで、メルカリ梱包用に置いてあったの。
まあ1時間ほど経ったらテープが剥がれてきたので、そのタイミングで外して通常運転。
よっしゃ、夏、来てもええで?
おつかれさまでした!
まとめ
こんな感じで、いろいろ大変でしたがどうにかお掃除を終えることができました。
かかった費用は、洗浄剤が約3,500円+α、
所要時間は作業時間ベースで1時間半程度(放置時間入れると2時間半程度)
自力で掃除するメリットは、
費用が安いことと、自分のタイミング(今すぐ)できること。
自力で掃除するデメリットは、
完成度は7割程度(推定)、しんどい。
逆にもし業者さんに頼むとしたら、
日程調整をする必要って、費用も1万円程度かかるけど、完成度9割以上。好みは分かれそうな気がする。
個人的な感覚としては、マイペース&集中して作業できる人なら、自力でお掃除するのは向いてると思います。
ただ、例えば2人暮らし以上なら、サクッと業者さんにお願いするべきだと思います。横から口出された日には絶対暑さでイラつくし、依頼料が1万円なら2人で割れば5千円。自分でやるのと変わらないw
これからお掃除するときの参考になれば嬉しいです!