そこそこ忙しいけど楽して生きたい

30代独身、家電やガジェット、旅が好き。のんびり楽しく生きていく。脱社畜からの転職で拘束時間と収入激減、時間とお金をどう使う?ひとりが落ち着く自分大好き人間が、自分を最適化しながら何故かあちこち飛び回る!さあ人生はこれからだ!

三代目!新おがさわら丸に乗った感想と二代目との違いなど。2等和室も快適でした!

3年振りの小笠原

小笠原諸島・父島に行ってきました!

小笠原諸島への旅行は3年振り2回目なのですが、今回は2016年から就航している三代目おがさわら丸に初乗船!いろいろと快適になっていたので、二代目との違いなども含めてご紹介します!

三代目おがさわら丸

三代目おがさわら丸

 

<目次>※リンクから各項目に移動できます

三代目と二代目、大きな違い

まずは三代目になって、大きく変わった点についてご紹介します。

 

所要時間が25.5時間→24時間に短縮!

まずはこれ、所要時間の短縮。

 

1.5時間の短縮、誤差やん?って思いますよね?

3年前「船がもうすぐ新しくなるよ」って現地ガイドさんから聞いたときに、私もそう思ったので思わず「それってすごいことなんですか?」って聞いてしまったぐらい。

 

でも答えを聞くと「ほんまや!すごいやん!」と納得しました。その答えは、

 

「所要時間が早くなる分、出発時間を遅くできるから遠方組が助かる

 

!!!

 

そう、小笠原諸島に行くには東京から6日毎に出ているおがさわら丸に乗船するしか手段がありません。

 

前回乗船した二代目おがさわら丸の出航時刻は10:00発→翌11:30父島着でした

もちろんこれは船が出る時間なので、もっと早い時間に受付を済ませて乗船する必要がありました。

 

これ、大阪からだと「始発でギリ間に合うかもしれんけどさすがに怖い」ので前日入りしておく必要がありました。

それに、近隣に住んでいたとしても通勤ラッシュにぶつかるなかなかヤバいお時間。

 

で、今回乗船した三代目おがさわら丸の出航時間は11:00発→翌11:00父島着。

受付時間は10:30までなので…いける!当日出発でも余裕で行ける!!

しかも到着時間も早くなって長く遊べる!

 

そんな地方民に優しい所要時間の短縮、ありがとう三代目おがさわら丸!

 

なお、帰りは二代目14:00父島発→15:30東京着だったのが、三代目は15:00父島発→15:00東京着。帰りも時間に余裕ができてありがたいですね!

 

 迂回や時間調整にも素早い対応

余談ですが、やたらと台風が発生していたお盆シーズン。

ダイビングで出会った方が乗ってきた船は、台風を避けるために迂回して25時間ほどかかったとか。そして私が乗った帰りの船も、台風から逃げ切るために1時間前倒しの出発でした。

それでも時間に余裕があるのは、この短縮された1.5時間が効いてるなあと実感しました。

 

 

船が大きく!揺れの軽減や旅客定員も増加!

三代目おがさわら丸は、6,700t→11,035tで約1.6倍と船自体がとても大きくなっています。

また、揺れを軽減させる装置も搭載しており、同じ条件であれば二代目よりも揺れが軽減されるようです!

 

また、旅客定員は二代目の769名から三代目は894名に増えました!

長期休暇が取れる時期が限られている社会人としてはとってもありがたいですね。

(それでもピーク時は徹夜or始発でチケットを購入するレベルだとか…)

 

おがさわら丸 乗船チケットについて

おがさわら丸の乗船チケットは販売開始日が決まっています。通常は2ヶ月前からの販売で、GWやお盆などの繁忙期は、指定日に一斉販売となります。

購入方法にについてはインターネットや電話予約、もしくは窓口での販売などが行われますが…

 

ちなみに今回はお盆日程での旅行。

自力でチケットを取れる気がしなかったので旅行会社さんにお願いしていましたが、聞くところによると旅行会社の方がガチで泊まり込みで窓口に並んでチケット確保して下さったという噂。

また、ダイビングでご一緒したファミリーの方も、始発で買いに行ったけど希望の席は取れなかったとか。

ナショナルランドさん、本当にありがとうございました!

 

 

設備が綺麗

船自体が新しくなっているので、客室はもちろんトイレやシャワールームなどが綺麗で使いやすくなっています。

さすがに当たり前といえば当たり前ですが、いろいろと快適でした。

2等和室については後述、その他具体的にはまた別記事でご紹介したいと思っています。

 

 

電子マネーが利用可能でキャッシュレス!

三代目おがさわら丸では、食堂や船内ショップで交通系電子マネーが利用できます!(PITAPA以外)

(二代目でも使えたのかもしれないですが…覚えてないです)

食堂に電子マネーの案内が貼ってありました

食堂に電子マネーの案内が貼ってありました

 

ただし、船内でのチャージはできないので注意!

ちなみに父島の客船待合所にチャージ機が設置されており、父島内のお土産屋さんなどでも電子マネーが使えるお店がたくさんありました。

 

とはいえ父島内ではまだまだ現金が必要なのですが、逆に言うと父島に到着するまで極力現金を残しておくために電子マネーが大活躍してくれました。

 

また、船内には無料で使える貴重品ロッカーがあるのですが、このロッカーの鍵がなんと指紋認証キー!

初めて見たけど、これは便利やん…!

指紋認証 貴重品ロッカー

指紋認証 貴重品ロッカー

 

また、公衆電話ではEdyが使えるようです。これも初めて見た…!

公衆電話

公衆電話

 

 

船内で酔い止めは購入できないので注意!

三代目おがさわら丸の船内では、酔い止め薬の購入はできません。

確か二代目の船内では販売されていた記憶があるので、注意して下さい!

 

必ず事前に購入しておきましょう!(父島では買えます)

 

ちなみに私は乗り物酔いはあまりしませんが、それでもダイビングのときや長時間乗船する際は必ず酔い止めを服用します。

だって「やっぱ飲んでおけば良かったかな…」って思いながらドキドキするよりも「飲んだからこれでダメならしゃーないわ」って思えるし、

何より船に乗ってしまうと、もう逃げ場がないし誰も助けてあげられないからお願いだから飲んでおいてね…

 

 

快適になった2等和室

おがさわら丸の2等和室は一番リーズナブルで、いわゆる雑魚寝部屋。

この2等和室が、二代目に比べてとっても快適になっていました!

 

全席仕切りのある壁側+個別の荷物棚

まず一番感動したのが、全席が仕切りのある壁側で、さらに個別に荷物置き場があるということ!

2等和室

2等和室

 

確か二代目では、広い和室にマットを敷き詰めて本当に雑魚寝状態でした。

雑魚寝自体はまあ覚悟はしているとしても、二代目で何が不便だったかって

  • 指定席とはいえ、スペースからはみ出そうで気を遣う
  • 靴を脱ぐスペースが狭く、特に帰りは全員ギョサンなので間違えそう
  • コンセントはタコ足を駆使しても当然足りない
  • 荷物は置き場が壁側なので、荷物整理するのに気を遣う

 

写真も残っておらず、実際に乗った方にしか伝わらないかもしれないですが…

二代目 2等和室イメージ

二代目 2等和室イメージ

(※記憶違いがあればご指摘大歓迎です)

 

要するにちょっとトイレに行ったり荷物を取りたいだけなのに、マットの隙間をかき分けて「アッすいません…失礼します…」とか言いながら移動するしかないし、壁側の席ならまだしも中途半端な席にあたれば暇なときにぼーっと座って過ごすにも微妙。

 

 

そして現在の三代目の2等和室。

  • 1ブロック14〜20席程度に分かれておりそれぞれ靴置棚がある
  • 全席が壁側で、左右に仕切りがある
  • 全席に荷物棚・フックがある
  • 別途大型荷物置き場がある

2等和室 見取り図

2等和室 見取り図

大型荷物置き場

大型荷物置き場



ひとつひとつは細かいことですが、これが本当に快適で!

実はこの文章も、自席に座って壁にもたれ掛かりながら書いていますが、左右にも仕切りがあって程よくプライベート空間が保たれているのでとっても快適です。

荷物整理をするにも自分のスペースだけで完結するのでかなり気楽です。

 

コンセントは1ブロックごとに4口ほどあり、完全に足りてはいませんがタコ足などを駆使して譲り合えばどうにかなるレベル。

 

実は行きはベッドタイプの2等寝台、帰りがこの2等和室だったのですが…正直、これなら2等和室の方が広々していて快適でした。

 

※8/23追記 トイレ・シャワー等についても記事を書きました!

 

Wi-Fiはありません

おがさわら丸にはWi-Fi等はありません。

入出港の前後2時間程度は携帯電話も使用可能ですが、航海中のインターネット環境はありません。

私は寝て過ごしたり本を読んだり…あとAmazonプライムビデオで映画をいくつかダウンロードしておきました。

 

とはいえ、船内をうろうろしたり景色を眺めたりしていると24時間なんてあっという間です!

 

お天気が良ければ綺麗な夕陽を眺めたり、
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デッキから星空を眺めたり(天の川がとっても綺麗でした!)

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日の出を待つのも良いし、運が良ければクジラやイルカがお出迎えしてくれるかも!
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(写真はうまく撮れませんでしたが、この日はたくさんのイルカが迎えてくれました)

 

 

まとめ

はじめて乗船した三代目おがさわら丸、さすが新しい分現代的な設備が取り入れられていてとっても快適に過ごすことができました。

 

運行時間の短縮でとっても便利になり、なかなか行けないハードルも少しだけ下がった気がします。

24時間の船旅もあっという間、せっかくなので楽しんで下さいね!

 

 

参考リンク(外部リンク)

小笠原海運

小笠原諸島 専門旅行会社 株式会社ナショナルランド - 株式会社ナショナルランド/小笠原諸島専門旅行会社

 

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